小塚フォントについて
バージョンの違い
Adobe製品に付属する小塚フォントですが、InDesign CSよりバージョンが変更され、内容についても一部変更がなされています。
それ以前の小塚フォントを利用した書類では一部文字化け等の危険性があります。
詳細については、Adobeサポートデータベース を参照して頂くとして、ここでは、バージョンの確認方法を記します。
サポートデータベースでは、フォントの変更日を参照してバージョンを探すようになっていますが、正しくバージョンを確認する事は出来ませんでした。
そこで、OS X付属のFont Bookを利用してバージョンを確認する事にします。
●Font Bookを起動する
OS X付属のFont Bookを起動し、調べたいフォントの上にカーソールを当ててしばらくすると、フォントのバージョンなどの表示が現れる。
かならず、ファミリーではなく、個々の文字の字の書いてある場所にカーソルを重ねること。
●アプリケーション上での確認
バージョンの違いによる、アプリケーション上でのエラーメッセージは表示されません。
書類を開いてどのバージョンが使用されているのか調べるには下記の方法があります。
InDesign CS2では、プリフライトからフォントを選択し、フォント検索ダイアログで、詳細表示を行い、フォントを選択する事で使用バージョンがわかります。
ただし、貼り込み画像中のフォントは判別できません。
また、CSでは、バージョンの表示が無く、判別できません。
Illusteratorには、プリフライト機能がありませんので、当然確認は出来ません。
●InDesign CS2のプリフライと画面
InDesign CS2のプリフライと画面からフォント検索ボタンを押し、詳細情報を表示した。
埋込まれたPDF形式のファイル内で使われているフォントはとりあえず表示するが、フォント検索で表示されません。
また、EPSファイルではこの状態でも表示しません。