アプリの公証ができない?

PDF貼魔王のバージョンアップに伴い、アプリの公証を行おうとしたがなぜかうまくいかない。
なぜ?前のバージョンまで問題なく公証ができていたのに。

2020年2月以降、アップルの公証を受けていないアプリをMacOS 10.15 Catalinaで実行できなくなる。
セキュリティ上の問題なのはわかるが、これがまた面倒でややこしい。

有償の会員登録をおこない、各種証明書を作成し、できたアプリをアップルに送り確認を行う。
これに通過したものだけがMacOS10.15以降でも利用できるようになる。

アップルのサイトでも詳しく公証の手順が紹介されているのですが、基本はXcodeで作成されたアプリの公証方法ばかりで、さらに詳細についてはほとんどが英語での説明。凡庸な私ごときには非常に敷居が高いものでした。

そこで私は公証を助けてくれるユーティリティを使うこととしました。
App Wrapper3App Wrapper 3という公証の手順を自動化してくれるものです。
もちろん事前に会員登録や証明書の作成などは事前に行っていなければならないのですが、その後の作業を軽減できます。
特にバージョンアップなどでも毎回公証を得る必要があり、とても重宝しています。

なのに、今回バージョンアップの公証が失敗する。なぜ?
失敗のログを見ると、”you must first sign the relevant contracts online. (1048)”と記されており、どうやら契約に署名しろとのことです。

つい先日までうまくいっていたのに、急にできなくなって狼狽えました。
証明書に問題が出たのかと思い調べ直してみたり、メンバー情報に問題が出たのではないかと見直してみたり、無駄な時間を費やしてしまいました。
結局Googleさんに頼り、そのまま検索することで答えに近づきました。

Notarization error 1048 |Apple Developer Forums
で書かれているエスキモーさんの断定的な答えに、やっとこ答えにたどり着いたわけです。
なんせ今の所AppStoreに載せる気もなかったので、AppStore用に公証は得ないでいたのですが、なんか使わなくても契約書にサインしなければならないようで、やっと公証を得ることができました。

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