Top > おぼえたこと > AppleScript編

AppleScript基礎編2

スクリプトの書き方

●基本編

スクリプトは基本的に半角英数字を使う。
全角文字や日本語はコメントかテキストとして""(ダブルクォート)で括った中でのみ使用可能。

大文字小文字の区別が無いので、「abc」も「ABC」も「Abc」も同じ物となります。

スクリプトは改行されるまでの1行が一つの命令として扱われます。
1行に二つの命令を書いたり、長いからって途中で改行してはいけません。

ダメな例
tell application "Finder"
   activate select folder "いろいろ" open selection --1行に幾つも命令を書いちゃダメ
end tell

tell application
   "Finder" --命令の途中で改行しちゃダメ
   activate
   select folder
   "いろいろ"
   open selection
end tell

 

ただし、余りにも長い命令の場合には、単語と単語の途中で改行できる記号を入れる事でできます。
optionキーとreturn キーを同時に押す事で、見かけの改行を入れる事ができるのです。

見かけの改行
tell application "Finder"
  set iroiro to folder "いろいろ" of ツ
  disk "Macintsh HD"
end tell

改行位置に半角カタカナの「ツ」という文字が現れます。
ただし、これはスクリプトをOSAKAフォントを使った時だけで、他のフォントを使用している場合には、
見えなかったり違うものに変わっていたりします。

 

●基本構文

命令はすべてtell application "○○"からend tellの間に書く事
tellとend tellは必ず対になってなければなりません。

tell application "○○"
  命令文
end tell

フォルダやファイル、ディスクなどを指定する場合には、以下のようにする

ディスク disk ○○

システムディスクの名前が"Macintsh HD"なら
disk "Macintsh HD"と書く
名前はテキスト扱いだから、必ず""で括って表示する。

ファイル file ○○

ファイルも同じ、ファイル名が"チラシデータ.eps"だったら
file "チラシデータ.eps"と書く

フォルダ folder ○○

フォルダも同様、フォルダの名称が"いろいろ"だったら
folder "いろいろ"と書く

指定の方法 例えば、"Macintsh HD"ディスクの中にある"いろいろ"フォルダ内の"チラシデータ.eps"ファイルを選択する時には、以下のように記す。 file "チラシデータ.eps" of folder "いろいろ" of disk "Macintsh HD"このようにきちんと場所が分かるように of で場所を繋いで行き、指定します。
特定の場所 いちいちfolder ○○ of folder ○○ of dhisk ○○なんて書かなくても、特定の場所だけは一発で指定ができるようになっています。
便利なので覚えておきましょう。
stratup disk 起動システムが入っているディスク
desktop デスクトップフォルダ
system folder システムフォルダ
control panels folder コントロールパネルフォルダ
extensions folder 機能拡張フォルダ
apple menu items folder アップルメニューフォルダ
preferences folder 初期設定フォルダ
trash ゴミ箱

 

●計算方法

数値の計算などには四則演算が使える
「+」「−」「×」「÷」は半角の「+」「-」「*」「/」で表す。

1+2−3×4÷5は1+2-3*4/5と表記します。

このほかにも割り算をした時の余りが不要な場合や必要な場合の計算方法として、divやmodなども用意されています。

div 割り算をした整数部分の答え

(例:10 div 3の答えは3)

mod
割り算をしたあまりの部分の答え

(例:10 mod 3の答えは1)

 

文字も足す事ができます。
文字の場合には、"あいう" & "えお"と言う風に&で繋ぎ合わすと、"あいうえお"と言う文字になります。

では、答えはどうするのかと言うと、変数に入れるのが普通です。
変数に値を代入するには、

set 変数名 to 値

と、書くんでしたよね。
実際のスクリプトでは以下のように記します。

set x to 1+ 2 --xは3
set y to 4 - 2 --yは2
set z to x * y --zは6set a to "あいう"
set b to "えお"
set c to a & b --cは"あいうえお"

 

また、数値と文字を入れ替えて使う事もできます。
例えば、多くのファイルに連番でファイル名を付けるようなスクリプトを作るとします。
当然、ファイル名はテキストですが、連番を作る際に1を足して行くような計算が必要になってきます。
そのような場合でも、Apple Scriptでは自動で判別してくれる機能があります。

set x to 1+ 2 --xは3
set y to 4 - 2 --yは2
set z to x & y --zは"32"

set a to "あいう"
set b to 5
set c to a & b --cは"あいう5"

set i to "6" --iは文字列の"6"
set j to "7" --jiは文字列の"7"
set k to i+j --kは数値の13

ダメな例
set a to "あいう"
set b to "えお"
set c to a - b --これはダメ

 

とりあえずここまで。
まだまだ覚えなければならない事があり、役立つスクリプトを書くのはまだまだ先になりますが、基本が理解できていないと後で困る事になりますので、しっかりと勉強して行きましょう。

 

ページのTopに戻る